香流は香流として生きる権利と、香流を香流として死なせてやる義務があると思う。だから、死に向かう情熱と生に向かう情熱、香流はどちらも肯定する。 何故なら、生きるという事の意味なんていうもの自体が存在するのかの答えを香流は知らないから。 でもど…

香流の思考を位置づけたのは、十歳の時に読んだ アリス．Dの「十五歳の遺書」とJ．D．サリンジャーの「Perfect Day Of Bananafish」が収録された「Nine Stories」かもしれない。 その中でも「十五歳の遺書」の影響は大きいな。

パソコンとインターネットの普及によってTVやラジオ等の離れが進んでいると言われる世の中だけど、映画は影響力が強いメディアの一つであるということを判っている人は少ないんじゃないかな？ 特に日本では。

前に働いていたアニメーションの撮影スタジオのチーフの名を久しぶりにテレビで見かけた。 香流は既に業界を離れてしまったが、まだチーフはその業界にいるのか。香流も履歴書の送付先を間違えなければ、まだあの中にいたのだろうな、と考えると、少しばかり…

自殺というのは突発的なものだと思う。そして『生きているから、死んだものに勝った』と思うのは、香流的には意味のない比較じゃないかなと思われる。もしかしたら死んだものが勝っているかもしれないのだし。 それに、自分以外の人の事を理解する事はどだい…

生まれてくることは自分の意思で決めれないのだから、死ぬことは自分の意思で決めたいと思った何十度めかの夜。酒好きだった鷺沢嬢の追悼として、著作を読みながら酒を飲むか。

鷺沢萠嬢の御冥福をお祈りいたします。初めて著作を読んだのが『葉桜の日』だった。その葉桜が咲く中に訃報を聞こうとは思わなかったな……。

生命に危険があることを諒解して行っているはずなのに、その危機になったら『助けて』って甘くないか？

ボランティアの精神は素晴らしいものだと思うけど、今回イラクで囚われている三名に同情は出来無いな。

イラク問題で痛烈に亜米利加を非難した、仏蘭西のドビルパン外相が退任か。